海釣りでよく釣れる毒がある魚

海釣りでよく釣れる毒がある魚とは、いったいどんな魚がいるのでしょうか?
小さな子供連れの家族で海釣りに行く場合、大変な危険が伴うので、 特に気を付けておきたいポイントの1つですね!
私の小さな子供たちもよく毒がある魚を釣り上げるので、 刺されてしまわないかいつもドキドキしてしまいます。
海釣りに行く際には、こういった毒がある魚のことも知っておくべき重要項目です。

また、下記の海釣りでよく釣れる毒がある魚は、代表格の魚で、 類似の毒がある魚も多数存在するので、似たような魚の場合は触らないように気を付けましょう!


※下記に、毒に刺されてしまった場合の応急処置の方法が書いてありますが、 刺された方の年齢や体調の具合、時代の変化によって対応が変わってくることもあると思います。 下記の応急処置は参考程度ととどめておいてもらい、医師の判断に従うことをお勧めします。

<毒の強さ>
★☆☆:応急手当をすれば、軽傷で済む場合が多いが、症状によっては病院へ行く必要がある。
★★☆:重症や死亡することもある危険度の高い毒の強さ。
★★★:死亡することが多い、きわめて危険度の高い毒の強さ。

海釣りでよく釣れる毒がある魚データ一覧!

ハオコゼ科:ハオコゼ ハオコゼ
名前ハオコゼ
体長10cm
毒の強さ★★☆
毒がある部位「背びれ、腹びれ、しりびれ、えらぶた」のとげ(※毒棘)
釣れる場所漁港や堤防などの岸際、岩礁帯(新潟県、神奈川県では、生息確認済)
食味食用とされません。
危険性「毒針要注意!」
毒の強さが★2つと猛毒がある魚です。 体色は、全体的に赤または、茶色の個体があり、体調が10cm程度ととても小さく、何ともかわいらしくも恐ろしい魚です。 毒棘(どくきょく)に刺されると大変な痛みをともなうので、絶対に触らないように気を付けましょう。 小さな子供が毒棘に刺されてしまった場合は、大変危険な場合があるので、応急処置をし、病院で治療を受けましょう!
応急処置もし毒棘に刺されてしまったら、とげが刺さっている場合は、しっかりと抜き、 傷口から毒を絞りだしてよく洗い流し、40℃以上のお湯に30分以上つけておくと 痛みが和らぎますが、なるべく早く病院へ行き治療を受けることをおすすめします。
※毒棘(どくきょく)とは、毒があるとげのことで、刺さると毒が流れ出る仕組みになっている。
ゴンズイ科:ゴンズイ ゴンズイ
名前ゴンズイ
体長20cm
毒の強さ★★☆
毒がある部位「背びれ、胸びれ」のとげ(※毒棘)
釣れる場所漁港、堤防、藻場、岩礁帯(新潟県では、生息確認済)
食味背びれと各胸ビレに猛毒があるものの毒針をカットして食用とされます。 食味は★3つと、みそ汁の具に使われることもあるようです。
危険性「毒針要注意!」
毒の強さが★2つと猛毒がある魚です。 体色は、黒色と黄色のしま模様で、刺されると激しく痛みますので、十分に気を付けましょう。 こちらも、小さな子供が刺されてしまったら応急処置をし病院へ行きましょう。 ゴンズイは数十匹が集団でいる習性があり、 玉のように見えることから「ゴンズイ玉」とも呼びます。集団でいることが多いので、一匹釣れてしまったら 釣り場を移動するようにしましょう。
応急処置こちらもハオコゼの応急処置と同じで、もし毒棘に刺されてしまったら、 とげが刺さっている場合は、しっかりと抜き、 傷口から毒を絞りだしてよく洗い流し、40℃以上のお湯に30分以上つけておくと 痛みが和らぎますが、なるべく早く病院へ行き治療を受けることをおすすめします。
アカエイ科:アカエイ アカエイ
名前アカエイ
体長1.5~3m
毒の強さ★★☆
毒がある部位「尾」のとげ1~2本(※毒棘)
釣れる場所漁港、堤防、砂泥底(新潟県では、生息確認済)
食味食用とされます。エイヒレなど
危険性「毒針要注意!」
こちらも毒の強さが★2つと猛毒がある魚ですが、死に至ることもあります。 体色は、全体的に茶色または、黒色で体長が1m~3mと大型で、海釣りでよく釣れる毒のある魚です。 毒のある尾で威嚇してくることもあるため、むやみに近づいたり、触ったりしてはいけません。 また、砂地に身を隠していることも多く、潮が引いた時などに砂浜に現れることもありますので注意してください。 このアカエイの毒棘に刺されると、焼けるような痛みに加え、吐き気、ふるえ、高熱を引き起こし、大変危険ですので、 できるだけ早く病院へ行きましょう。
応急処置こちらもハオコゼの応急処置と同じで、もし毒棘に刺されてしまったら、 とげが刺さっている場合は、しっかりと抜き、 傷口から毒を絞りだしてよく洗い流し、40℃以上のお湯に30分以上つけておくと 痛みが和らぎますが、できるだけ早く病院へ行き治療を受けてください。
フグ科:キタマクラ キタマクラ
名前キタマクラ
体長15cm
毒の強さ★★★
毒がある部位「皮膚、腸、肝臓」テトロドトキシン※超猛毒、体表の粘液も有毒
釣れる場所漁港や堤防、磯、潮だまり(神奈川県では、生息確認済)
食味食用とされません。
危険性「食べちゃダメ!」
毒の強さが★3つと猛毒がある魚です。絶対に食べてはいけません! フグ毒なので死に直結します。体色は、青みがかったマーブル模様や茶色、白茶の2色など様々な個体がいます。 キタマクラの名前の由来は、人が死んだときに枕を北に向けて寝かせるという風習から名づけられています。 また、キタマクラの口には、固い歯があるので、小さな子供は、指を噛まれないように気を付けましょう。 もし、キタマクラが釣れてしまったら、パパやママに釣り針を外してもらい、海にリリースしましょう。
応急処置何らかの形で毒のあるキタマクラを食べてしまったあと、 唇や舌先にしびれを感じたら、すぐに7~10杯の水を飲み、 胃の中のものを全部吐きだし、大至急救急車を呼びましょう。
フグ科:コモンフグ コモンフグ
名前コモンフグ
体長10~30cm
毒の強さ★★★
毒がある部位「肝臓、腸管、卵巣、精巣、皮膚」筋肉に弱毒。テトロドトキシン※超猛毒
釣れる場所漁港や堤防などいたるところでよく釣れる。(新潟県、神奈川県では、生息確認済)
食味一般に食用とされない。資格を持った専門の調理師によって食用とされるフグは主に 「トラフグ」「マフグ」「ショウサイフグ」となるが、素人の方は勝手に調理しないこと。
危険性「食べちゃダメ!」
毒の強さが★3つと超猛毒です。 フグ類の多くはテトロドトキシンという猛毒を体内に含んでいます。 上記のコモンフグに加えショウサイフグ、クサフグなども同様の猛毒があります。 フグ類の中では専門の調理師資格を持った方により安全に食べることができるフグもいますが、 素人の方はくれぐれも勝手に調理し、食べることのないように! もし毒があるコモンフグを食べてしまったら死に直結します。また、海釣りでサビキ釣りをすれば必ず釣れてしまうくらい よく釣れる毒のある魚です。 コモンフグは、刺激を受けると「プクッ」と膨らみ、「ゲコゲコ」鳴きます。 コモンフグを手で触っても問題ありませんが、釣り針が内臓の奥深くまで刺さるなどで、 大量出血しているような場合は、触らない方が良いでしょう。また、口には釣り糸を食いちぎるほどの固い歯があるため、 小さな子供の場合は、注意してください。
応急処置何らかの形で毒のあるコモンフグを食べてしまったあと、 唇や舌先にしびれを感じたら、すぐに7~10杯の水を飲み、 胃の中のものを全部吐きだし、大至急救急車を呼びましょう。
フサカサゴ科:オニカサゴ オニダルマオコゼ
名前オニカサゴ
体長30cm
毒の強さ★★☆
毒がある部位「背びれ、腹ビレ、しりびれ」のとげ(※毒棘)※顔のとげにも毒がある個体もいる。
釣れる場所南日本の太平洋沿岸、浅海の岩礁帯
食味各ヒレに猛毒があるものの毒ビレをカットして食用とされます。 食味は★5つと見た目とは逆に美味な魚として知られています。
危険性「毒針要注意!」
毒の強さが★2つと猛毒のある魚です。 背びれ、腹ビレ、しりびれと毒のあるとげだらけの魚。 普通のカサゴと間違って刺されないように気を付けましょう。 船を使い沖合で釣れる個体は、全体的に赤い体色をしていますが、 これとは別に岩に藻が生えたような個体もいます。 体色は、保護色になっていて岩のように見えます。 もし刺されたら素早く応急処置をし大至急病院へ向かいましょう!
応急処置もし毒棘に刺されてしまったら、とげが刺さっている場合は、しっかりと抜き、 傷口から毒を絞りだしてよく洗い流し、40~50℃以上のお湯に30分以上つけておくと 痛みが和らぎますが、大至急病院へ向かいましょう!
オニオコゼ科:オニオコゼ オニオコゼ
名前オニオコゼ
体長20cm
毒の強さ★★★/超猛毒
毒がある部位「背びれ」のとげ(※毒棘)
釣れる場所南日本、浅場の岩礁や砂泥底
食味背びれに猛毒があるものの背びれをカットして食用とされます。 食味は★5つと見た目とは逆に美味な魚として知られています。
危険性「毒針要注意!」
毒の強さが★3つと超猛毒です。 主に背びれに猛毒がありますが、その他のとげにも注意が必要! 体色は多彩で黒っぽい個体から赤い個体まで様々で 海底の砂や岩に「擬態」しているのが特徴的です。 背びれの毒の危険性は、「ミノカサゴ」を上回るとされ危険度がとても高いです。 もし刺されたら素早く応急処置をし大至急病院へ向かいましょう!
応急処置もし毒棘に刺されてしまったら、とげが刺さっている場合は、しっかりと抜き、 傷口から毒を絞りだしてよく洗い流し、40~50℃以上のお湯に30分以上つけておくと 痛みが和らぎますが、大至急病院へ向かいましょう!
オニオコゼ科:オニダルマオコゼ オニダルマオコゼ
名前オニダルマオコゼ
体長30cm
毒の強さ★★★/最強レベル
毒がある部位「背びれ」のとげ(※毒棘)※超猛毒
釣れる場所奄美大島、サンゴ礁や岩礁の砂泥底
食味背びれに猛毒があるものの背びれをカットして食用とされます。 食味は★5つと見た目とは逆に美味な魚になります。
危険性「毒針要注意!」」
毒の強さが★3つと最強レベルの超猛毒です! このオニダルマオコゼは、全体的にごつごつしていてまるで岩のように見えます。 なので、気づかないで踏んでしまうことが多いようです。 背びれには猛毒のとげがあり、命にかかわることも多いので、 もし刺されたら素早く応急処置をし大至急病院へ向かいましょう!
応急処置もし毒棘に刺されてしまったら、とげが刺さっている場合は、しっかりと抜き、 傷口から毒を絞りだしてよく洗い流し、40~50℃以上のお湯に30分以上つけておくと 痛みが和らぎますが、大至急病院へ向かいましょう!

毒がある魚が釣れてしまったら!

もし毒がある魚が釣れてしまったら、触らないに限ります。
クサフグなどの内臓系にだけ毒がある魚なら体の表面には害はないので、触っても問題ないですが、 ※毒棘(どくきょく=針に毒がある)がある魚の場合、魚が急に暴れることがあるので、 手を近づけるだけでもとっても危険です!

「手で触らないで、どうやって釣り針を取り除くの?」
この場合、簡単な方法は、釣れたままの状態で、釣り針がかかっている付近から釣り糸をはさみで切ってしまうことです。 そうすれば、直接魚に触れることなく毒がある魚を海にリリースすることが出来ます。

しかし、魚から釣り針を外したわけではないので、リリースした魚には、釣り針が付いたままの状態になってしまいます。

「本当にそれで良いの?」

食物連鎖や環境破壊、生態系の破壊の観点から言えば、当然よくはないですね。 ですが、自分の命と引き換えに危険行為に及ぶというのなら、そんな危ない橋は渡りたくありません・・・。

「では、どうすれば良いの?」

毒のある魚に直接手で触れないようにして、釣り針を外す 「フィッシュグリップ」と「フィッシュプライヤー」という道具を使います。
フィッシュグリップは、魚を掴む道具で、 フィッシュプライヤーとは、釣り針を外す道具です。

この2つの道具は、毒がある魚だけに使うわけではなく、 大型の魚や歯が鋭くて危険な魚が釣れた時にも多用します。 また、魚を直接手で触りたくないという方にも重宝します。

我が家では、こういった危険な魚が釣れた際には、パパが担当で釣り針を外すようになっています。 当然のことながら小さな子供たちには、やらせられません!

しかし、小さな子供たちは、何が危険でどんな魚に触ってはいけないのか? 知らないことも多いので、パパやママがきちんと説明してあげることも重要です。


「釣れた魚に毒があるのか?」「触っても大丈夫なのか?」
絶対の自信が持てない場合は、触らないようにしましょう!

<ポイント>
  • 毒がある魚が釣れてしまったら触らない!
  • 釣り糸を切る!?
  • 「フィッシュグリップ」と「フィッシュプライヤー」という道具
  • 小さな子供は危険性がわからない!

魚以外の毒がある海の生き物!

八腕目:マダコ科<ヒョウモンダコ>

海釣りなので、釣れる魚以外の毒がある生き物には、あまり関係がないように感じますが、 砂浜や磯場では、潮の満ち引きなどで、思わぬ大惨事に繋がることもあります。 うっかり踏んでしまったり、知らずに触ってしまったりと大変危険ですので、 こちらもぜひ覚えておきましょう!

魚以外の毒がある海の生き物
・クラゲ(カツオエノボシ)
・タコ(ヒョウモンダコ)
・ウニ(ガンガゼ)
・貝(アンボイナガイ)
・ヘビ(ウミヘビ)
・ハチ(スズメバチ)
これらの毒がある海の生き物のなかでは、ハチ(スズメバチ)は、かなり出会うことが多かったです。 サビキ釣りをしているとアミコマセ(えさ)に引き寄せられるようで、 「ブーン!ブーン!」と飛んできます。
スズメバチを倒そうと戦っている釣り人をよく見かけますが、危ないのでその場から離れた方が良いでしょう。

上記のスズメバチ以外の生き物は、そうそうお目にかかることもないと思いますが、 もし、噛まれたり、刺されたりした場合は、どれも命にかかわりますので十分に気を付けましょう!

<ポイント>
  • 魚以外の毒がある生き物いろいろ!
  • スズメバチはコマセに寄ってくる?!
  • どれも命にかかわるので要注意!

もし、毒がある魚に刺されてしまったら!

もし、毒がある魚に刺されてしまったら、すぐに応急処置をすることが大切になります。 応急処置をするとともに病院に電話をし、対処の仕方を教えてもらうようにします。

その時に、何という名前の魚に刺されてしまったのかがわかると良いのですが、 もしわからない場合は、写真を撮っておくのも大事です。

海釣りに遠くまで(県外)きていたため、病院などの連絡先が分からない場合や 救急車を呼ぶべきかどうか悩んでいる場合などは、救急相談センターに電話してみるのも良いです。


「#7119救急相談センター」


忘れないうちにスマホに登録しておきましょう!

注!)各都道府県によって救急相談センターの電話番号が違うこともあるので 事前に調べておきましょう。

<ポイント>
  • 毒がある魚に刺されてしまったら!
  • すぐに応急処置!
  • 病院に電話!
  • #7119救急相談センター!

家族と行く
初めての海釣り
について

家族と行く初めての海釣りでは、小さな子供たちと一緒に普段なかなか味わうことのないドキドキや興奮、喜びを家族みんなで感じてもらえたらと思い作成しています。 私が初めて家族と海釣りに行ったときには、本当に何も釣れなかったので参考になってもらえれば幸いです。

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