人生が好転している今をしっかりと楽しみたい

環境を変えたことで人生ががらりと変わった。変えることができた。自分の中で不可能だとずっと思っていたことを変えたことで、気持ちが、心が明るくなった。前向きに人生を楽しみたいと思えるようになった。

思えば「楽しむ」という感覚が欠落していた。結果を求め、結論を急ぎ、とにかく先へ先へ。早くすることが、速くできることが全て。時間を節約し、時間を生み出す。「速くしなければ」ずっと囚われていた。

今は、速くしても意味がないと思える。少し心が落ち着いたころ、速さに意味を感じなくなっている自分がいた。囚われていた自分がどんどん解放されている。意味のない「速さ」。何に縛られていたんだろうか？不思議なほど、穏やかな自分を取り戻せているのがわかる。

苦しさからの解放をどれだけ待ち望んでいたか。ずっと苦しかった。でも、弱音を吐くよりも、ただひたすらに結果を求めた。

本当は、解放したかった。解放されたかった。「自由」とは正反対に自分を置いていたと思う。解放とは無縁。どんどんと自分を引きずり込んでいく。悪い方へ。よくない方へ。苦しい方へ。こうするしかないと思い込んでいたんだと思う。

人生が好転し始めた。私にとっての人生の重要なターニングポイントの一つに大きな決断を下したことで、大きく人生を変えることができた。決断までの過程は、とても苦しいものだったけれど、決断できたことで、人生が好転していくのを感じることができた。

こんなに居心地のよい空間でいいのだろうか？逆に不安になってしまうほど、とても居心地が良い。とても不思議な感覚だけれど、人生がうまくいっているのだと。そう思える。

そうであればいいのに。が現実になる。思っていること。理想。すぐ目の前の現実が変わっていく。人生が好転していく。

人生が好転して行く感覚なんて、そうそう得られるものではないから。今ある幸せをしっかりと感じていたい。不思議と今に目を向けられている自分がいる。今あること。今ある幸せ。今ある環境。をもっと大事にしていきたい。

ほんの些細なことだけれど、今まで気にしなかったこと全てに幸せを感じることができている。楽しさに自分を導くことができるような気がする。

「楽しい」を考えることを忘れていたんだな。やらなければならないこと。しなければならないこと。をあまりにも多く持ち過ぎていた。理想が高すぎたのかもしれない。限られた時間の中で、自分にできる精一杯に苦しめられていたと思う。平凡な自分には、高すぎた望み。楽しさを失うほど、没頭。

やみくもに走ってきたことで見えてきた心の余裕。徐々にだけれど、心に余裕を持てる自分がいる。少しのこと。些細なことに。余裕が持てる。

今の自分なら、楽しさを取り戻せる。そう思える。ずっと忘れていた「楽しさ」への感覚。腹を抱えて、息もできないほど笑える感覚。涙するほどの喜び。うれしさ。ワクワク。心躍る感覚。

いつの間にか忘れてしまっていた感覚を取り戻したい。人生が好転している今だからこそ、本来の自分を取り戻したい。囚われすぎずに、楽しみたい。

楽しい感覚を研ぎ澄まし、目を向ける。今までずっと目を背けることしかできなかった。でも、今は見える。本当に笑うことができている自分がいる。

うれしいことを喜び。楽しいことに笑いあえる。すごく当たり前でも、できなかった自分がいた。すさんでいたんだな。でも、今は違う。楽しさとは何だろう？なんて難しく考えるんじゃなく、今をしっかりと楽しみたい。

あじはた