「フォーカス」は、最高のモチベーション

「フォーカス」とは、焦点を合わせるみたいな意味がある。 私が、特に気に入っている言葉だ。

気になることに意識を向けることができる。 何となく気になる事柄があると、勝手に取り込むことがないだろうか？ テレビやスマホ。人のしぐさや言葉遣い。行動や指針。 好きな方向へ導くことができる。

昔の私は、嫌な方。ダメな方へ。どんどんフォーカスしてしまっていた気がする。 悪い方へ、嫌な予感がする方へ足を踏み入れて、深みにはまって行ったんだと思う。 でも、今の私は、良い方へ楽しい方へフォーカスすることができている。

楽しい方へフォーカスすることで、素直な自分を取り戻すことが出来ている。 楽しく考えられるだけの心の余裕も生まれた。 自分で選んで目を向けることで、自由になれた気がする。

不思議な出来事が次々に巻き起こる。 「こうなればいいのに」 今までは、そんな風に考えたこともなかった。 「こうならないためにはどうすればいいのか？」 ずっとそんなことばかり考えてしまっていた。 ところが、良い方向へフォーカス出来るようになった途端、次々に思った通りに進んでいく。あまりの出来事に怖さみたいな感覚もあるけれど、良い方向へ向かっているんだと安堵感の方が、はるかに大きく、さらに進んでみたくなっている。

つまらないことでも楽しいことにフォーカスする。 つまらないことは、誰しもたくさんあることだと思う。それでも、その中から楽しいことにだけフォーカスすることができるなら、きっと楽しめるんだと感じる。 同じことをしていても、楽しめる人とそうでない人に分かれる。 ならば、当然楽しい方向へ向かう方が、いいじゃないか。

楽しむためには、余裕が必要。 余裕があるから楽しめる。そんな逃げ腰の言い訳ばかりしていると余裕が逃げてしまう。 自分で作り上げる心の余裕は、楽しむためにあると思う。 余裕があっても、つまらない方へ自分をもっていくのなら、それは余裕でも何でもない。

楽しく考えられるかがポイント。 楽しく考えられないと、つまらない人生になってしまう。 なんて当たり前なセリフ。誰でもわかるようなことだけど、本当の意味で理解している人は、あまりいないんじゃないかと思う。

成功している人は、誰でもわかるようなセリフを連発する。 「そんなの分かってるよ」ずっとそう思っていた。 だから、たいして耳にも入らないし、受け入れようともしなかった。 でも、今の自分なら少しだけわかるような気がする。

何も成し得ていない私だけれど、 ほんのちょっとだけ「楽しむ」考え方が分かってきた気がする。

楽しいことは、そこら中に転がっている。 でも、そのことに気付く人は、ごくわずか。楽しめる人は、ほんの些細なできごとのなかに転がっている楽しさを掬い取れる人なんだと思う。 うまく掬えると笑みがこぼれ、余裕を生むことができる。

楽しいことは新しい。 同じことをしていても、ずっと楽しめる人もいるかもしれない。 けれども、ほとんどの人は、新しさに新鮮さを覚え、楽しみを見出しているような気がする。だから、新しいことに進んでいかないと楽しさも持続しないんじゃないか？とも思う。

毎日新しいと、さすがに疲れてしまう。 楽しいと疲れを感じにくいけれど、毎日だとさすがに疲れてしまう。 多分、楽しさを求め過ぎているんじゃないかな。

楽しさは、私にとって最高のモチベーションだ。 常に隣に置いておきたいパートナー。 求めるほどに遠ざかるかもしれないけれど、 自分の中で生み出すことができる。

いたるところに転がっている楽しさをどれだけ掬い取れるかが、今後の人生を決める。 嫌なことでも、いかに楽しさを導き出せるか？ が、今の私の課題。 自分のモチベーションアップに繋げるための第一歩でもある。

愚痴ばかり言っているとハゲないか？ 口を慎み、楽しさを味わって生きていきたい。 楽しさにフォーカスすることで、より自分を高めることができると思う。 周りの人が共感しなくても、自分の中に楽しみを見出していきたい。

考えすぎず、囚われず、もっと自由な思考で、自分のために頑張りたい。

あじはた