焦らなくても大丈夫だよ。
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焦らなくても大丈夫だよ。
「焦りは禁物。」よく聞く言葉だから、私自身、よくわかっている。 けれども、わかってはいるけれど、焦るのが私。 「つい焦る。」という表現が一番近い。
できれば焦らずに、じっくりとゆっくりと行動したい。そうありたい。 マイペースな私は、自分のリズムを大事にする傾向がある。 人に合わせたくないのだ。人のリズムに合わせると自分が崩れる。 振り回されていると感じてしまう。ストレスが溜まり、疲れる。
だから、わがままな私は、自由を好む。 好きなことだけでは、今を生きていけない。嫌なこともつらいこともやってこそ自由を得られる。 そう思う。だからこそ焦る。
どうしてそんなに焦るのか?自分でも理解できないほどの焦り。 「やらなければ。」「しなければ。」「今日中に。」「今すぐに。」「できるだけ早く。」 焦らずにはいられない。 落ち着いて一つずつこなしていかなければ、すぐにはできない。
逆に、一つずつ解決していければ、意外と速くできる時もある。 つまずいたり、分からなかったり、急に追加されたり、急かされたり・・・。 自分のペースがまるで保てない。 それでも、自分自身の中で抗い、葛藤を繰り返す。
焦っても良いことない。ミスが増えるだけ。間違いだって連発するだろう。 分かっているんだ。 自分自身、そこまでできないと。 可能性を決めつけてしまっている部分もあるけれど、何とかしようと頑張ってしまう。
そして、できてしまうと、それが当たり前になり、さらに風当たりが強くなる。 焦りは、日増しに増え、とどまることをしらない。 結局、自分自身を苦しめているのは、自分だ。
ある程度の妥協。適当さが今の私には、必要なのかもしれない。 ずっと、そうはありたくないと思っていたけれど、もしかしたら自分に足りない部分だったのかもしれない。
余裕と焦りは、対照的に感じる。 余裕がある人には、実力とある程度の適当さを併せ持っていると感じる。 私には、どちらもない。 自信がない。 だから、焦るのかもしれない。 焦っている私からすると、落ち着いている人がとても羨ましい。 楽しそうに人と話していたり、笑い声が聞こえるたびに、自分が情けなくなる。
「どうして私だけ。」 そんな風に思ってしまうことも多々ある。 頑張って、取り組んでいるのに結果に結びつかない。 本当は、焦らずに落ち着いてマイペースに生きていきたい。 その方が、はかどるし、気持ちが安定する。 結果的にも良い方向へ向かうと、私自身気付いているのも確か。
それでも、分かっていても、焦ってしまうのが今の私。 今の私の実力。 実力以上の結果は、自分を苦しめてしまう。 嘘を取り繕い、真実を隠蔽。適当なことを言うことが大の苦手。 自信の評価を過大に受けても、自己評価が低いから、受け止めるだけの力がない。 これも問題。 もっと自己評価を上げる必要がある。できないのではない。できているのに自信が持てないだけ。
間違いが怖い。「もし違っていたら?」「本当にそうなの?」 確実さや真実にこだわりすぎ。 ビビりすぎ。 怖すぎ。 本当は、全然怖くないんだ。生きるか死ぬかの状況ではないのだから。 間違っても、何も変わらない。 自分の心が痛むだけ。人から受ける言葉が突き刺さるだけ。根に持ち、夜寝れなくなるだけ。 いつまでも、引きずり、尾を引く。恨み、妬み、企む。頭の中でひたすら繰り返し、倍返しの策を練る。
結局は、頭の中の妄想で終わるけれど、 本当に怖いのは、自分自身なのかもしれない。 そう考えてしまうと、また、負の連鎖に巻き込まれてしまう。 自分自身の心の整理ができていない。整理の仕方が、今は分からないだけだったりする。 ふとしたことで回復できることも知っている。 どうにもならない感情を押さえつけるのではなく、解放したい。
ある日「間違ってない。」と言われた。 とても心に響いた。うれしかった。 解放してくれる一言だった。 言われてうれしい言葉。私の方からもいっぱい伝えたい。
焦ってばかりいると、そんなうれしい言葉も見逃してしまう。 嫌な言葉はスルーし、うれしい言葉を拾い上げていきたい。 そのために今日も頑張ろう。
あじはた